
フジテレビに入社後、アートディレクターという立場で立ち上げに参画したテレビプログラム「SMAP×SMAP」にて、実写映像とCG映像の融合を目的とした映像表現の研究開発に携わる。以来、デジタル分野に特化したキャリアを積む。SIGGRAPH等、海外の学会に参加後、ハリウッドのポストプロダクションにて各種のデジタル技術を習得。様々なテレビプログラムの制作現場にて習得した技術の利活用に取り組む。同時期に、立ち上げ間もない「フジテレビ公式ホームページ」のクリエイティブディレクターに就任し、デジタル戦略とデジタルコンテンツの研究開発に携わる。在職時に手掛けたデジタルクリエイティブ分野の開発事例は100以上、成果物は3000以上に及ぶ。
フジテレビを退職後、国立美術館のデジタルクリエイティブ担当特定研究員に就任。国立美術館各館におけるデジタルコンテンツ(3DCG・VR・高画質動画等)の研究開発を一手に担う。これらの研究開発に加え、国立アートリサーチセンターのデジタル戦略も2024年より担当している。
主な業績
テレビプログラム「SMAP×SMAP」
=デジタル技術を用いた映像表現の研究開発
=VFX開発
=モーションキャプチャー開発
受賞:第1回文化庁メディア芸術祭優秀賞
ウェブサイト「フジテレビ公式ホームページ」
=デジタル戦略
=リッチコンテンツ開発(アニメ・動画)
=インタラクティブコンテンツ開発(ゲーム・Web3D)
=UI/UX開発
受賞:Web of the Year 2003‒2005メディア部門賞
国立美術館デジタルクリエイティブ領域
=東京国立近代美術館におけるVR開発(作品鑑賞用途等)
=国立美術館各館における高画質動画開発(作品鑑賞用途等)
=国立アートリサーチセンターにおけるデジタル戦略統括
掲載:芸術科学会論文誌(2023年/査読付き論文)
博物館研究(2025年1月号)
開発年表
1990年‒1992年|武蔵野美術大学
・Adobe Photoshop 発売を機に民間企業にて同ソフトウェアを使用したイラストレーションを手掛ける
・Amiga OS、Classic Mac OSにてCG映像を手掛ける
1992年‒1995年|株式会社フジテレビジョン
・民放初のハイビジョンドラマ「その木戸を通って」(市川崑監督)にて、ハイビジョンにおける映像美術の研究開発に取り組む
・テレビ映像美術(セットデザイン・タイトルアート等)における画像編集ソフト・CADの利活用研究に取り組む
1996年‒2002年|株式会社フジテレビジョン
・テレビプログラム「SMAP×SMAP」のアートディレクションと並行して、実写映像とCG映像の融合を目的とした映像表現の研究開発を担当
・ハリウッドのポストプロダクション(Rhythm & Hues Studios、Digital Domain)にてマッチムーヴ、モーションキャプチャ等のレクチャーに参加し、様々なテレビプログラムにおいて習得技術の利活用研究に取り組む
[特記事項]第1回文化庁メディア芸術祭優秀賞(SMAP×SMAP)
1998年‒2002年|株式会社フジテレビジョン
・テレビプログラム「Flyer TV」にてBrainstormを使用したバーチャルスタジオを開発
・テレビプログラム「FNNスーパーニュース」のウェザーニュースにてデイリー運用のバーチャルスタジオを開発
[特記事項]民放初の帯番組でのバーチャルスタジオを開発(FNNス―パ―ニュース)
2003年‒2005年|株式会社フジテレビジョン
・「フジテレビ公式ホームページ」にてデジタル戦略を担当
・同ウェブサイトにてブロードバンド戦略・Web3D開発・動画開発・ゲーム開発・UI/UX開発を担当
[特記事項]Web of the Year 2003‒2005メディア部門賞
2006年‒2008年|株式会社フジテレビジョン
・CSチャンネル「フジテレビCSHD」(現フジテレビNEXT)にて、ハイビジョン番組におけるデジタル技術の研究開発に取り組む(テレビプログラム「原寸美術館37V版」のインタラクティブシステム等、事例多数)
2009年‒2014年|株式会社フジテレビジョン
・地上波ドラマプロデューサーに就任し、番組制作と並行して、担当番組のデジタル戦略・デジタルマーケティング戦略・SNSプロモーション戦略を手掛ける
2016年‒2018年|スカパーJSAT株式会社(出向)
・スカパーJSATにて最先端のデジタル技術(バーチャルスタジオ・モーションキャプチャー)を用いた生放送ドラマ「銀河鉄道999 Galaxy Live Drama」を企画制作・技術開発統括
・ 同番組におけるSNSプロモーション戦略にて、バズマーケティングに成功(広告換算値1億強)
2022年‒2025年|独立行政法人国立美術館国立アートリサーチセンター
・国立美術館各館連携事業にて、東京国立近代美術館におけるVRを開発
・国立美術館各館連携事業にて、東京国立近代美術館における所蔵作品鑑賞用高画質動画を開発
・国立美術館各館連携事業にて、国立西洋美術館におけるプロモーション用高画質動画を開発
・国立美術館各館連携事業にて、国立西洋美術館におけるバイノーラル録音による立体音響映像を開発
・国立アートリサーチセンターのデジタル戦略担当として、デジタル施策全般を担当
[特記事項]東京国立近代美術館初の試みである展示再現3Dウォークスルー(展示名「再現VR」)として芸術科学会論文誌掲載
※年表には代表的な業績のみを記載
(2025年4月17日 改訂)
(2025年9月16日 一部改訂)
